こんにちは。8月の終わりなのに冷房を付けないと寝れないおおたがわです。
この時期は夜は涼しくて心地いい風が入ってきて夜もぐっすり眠れるんですが、今年は残暑が厳しくて冷房をつけないと寝苦しいですね…
寝苦しくて何度も目が覚めてしまったりすると日中、頭が重かったりボーっとしてしまったりしますよね?
暑さ関係なく眠りの質が悪い人や、寝つきが悪い人が結構多いです( ;∀;)
その原因は枕だったりするので、今日は枕の作り方を書いていきたいと思います!
1、首の構造
人間の首は7つの骨が積み重なってできていて生理的湾曲という前弯カーブがありその上に頭蓋骨が乗っている状態です。
骨が積み重なっている隙間から腕に伸びる神経や横隔膜に伸びる神経が出ているのです。
その神経がヘルニアや筋肉の緊張、隙間が狭くなることによって手にシビレが出てしまったり、手に力が入らなくなってしまいます。シビレを我慢し続けて筋肉の萎縮などを起こす方もいます…
この時は手を治療するのではなく首から治療しないと治りません!(鎖骨のあたり、肘や手首の原因もありますが今回は首中心で)
2、悪い枕とは
自分の首にあってない枕です!!(当たり前)
枕を高くしてるのは絶対に良くないです!
経験してきて感じるには、高い枕をしてる人は、首の調子が悪いのはもちろん、腰が痛い、膝が痛い、寝つきが悪い、目覚めが悪い、途中で目が覚める、寝た気がしない、などの症状があったりします。
これが長く続くと自律神経が乱れたり、頭痛が出たり、さっき言ったシビレが出てしまいます。
なぜ高い枕がいけないかというと、寝てる間ずっと生理的にある湾曲を無理矢理なくしてしまって、首に負担がかかっているからです。特に仰向けで寝に入るの方!横向きはまだいいと思いますが寝返りうつので、やはり低い方がいいです。仰向けも寝返りうちますが横向きより肩とかに負担がかからないので動く率は低くなると思います。
3、良い枕とは
自分に合っている枕です!!(これまた当たり前)
バスタオルを丸めた低い枕です(‘ω’)ノ
バスタオルを2回たたんで軽く丸めて、生理的湾曲を出すように首の下に丸めた部分が来るようにあてるのがベストです!仰向けの状態で少し顎が上がるような状態。
これで寝てもらえれば間違いなく楽になります!うちに来てくれた9割の患者さんが「この枕の方が寝やすいし、痛くない!」と言ってくれます。
残りの1割の方は枕が高くないと寝れない方なので、そういう方は少しずつ低くしてもらいます。
横向きの方は自分の肩の幅ぐらいにバスタオルを丸めたのを重ねるといいと思います。基本的には仰向けで寝るのがいいですが…
まとめ
枕を変えるだけで劇的に治る方もたくさんいますので、なんかあってないなとか朝辛いとかがある方試してみてください。
人によっては首の状態で高い枕が良かったりする場合があるので、気になる方は遠慮なく聞いてください(*^^*)