こんにちは。昨日の夜、意外に寒くて何回も目が覚めたおおたがわです。

季節の変わり目は風邪ひきやすいんですよね~( ゚Д゚)特に夏から秋…

人によっては春から夏っていう人もいますね!気をつけましょう!

 

さて今日は僕の力不足、知識不足で、どうしても改善しなかった患者さんのお話を書いていきたいと思います。

60代の女性でお風呂屋さんで掃除のアルバイトをしていました。

その方の主訴(主な症状)は爪の間のピリピリした痛み…

整形外科にも行ってレントゲンを撮っても特に異常なしといわれ、ウチに来院してくれました。

最初は首も肩も違和感があるということだったので、首が原因の手のシビレかと思いましたが、シビレを誘発するテストなどを

やっても陽性にならないので、骨盤や背骨、首などの矯正などをしました。

色々なテストをして陰性でもシビレや痛みがあったりすることは多いのです。

それが全身を矯正することによって無くなることも結構あります!

しかし数回治療しても全く変化がない(ー_ー)!!

数回やって少しでも良くなるなら治る見込みはあるんですが、全く変わらない!!

その時点でウチの治療ではどうにもならないと思ったので、皮膚科に行ってもらいました。

しかしそこに行ってもよくわからないと言われてしまい、ウチで指先の関節を動かす治療や

首の治療をしていました。

最終的には治療した後は少しはピリピリした痛みはあるけど、最初よりはいいかな?ぐらいになりましたが

転職するということで来られなくなりました…

後日、妹さんも来院されているので、その方の調子を聞いてみたところ

大きい病院でしっかり検査したところ、お風呂で使う消毒液の化学物質が爪の間に入って皮膚が吸収してしまい

痛みが出ているということでした( ゚Д゚)

経皮毒という言葉は知っていましたが、まさかその方がなっているとは思いませんでした…

経皮毒とは日用品などの製品を通じて、皮膚から化学物質が吸収されることです。

僕が力不足でなければ遠回りせず、大きい病院に行けばすぐわかったのに…と思います。

人間は良くなるにも、悪くなるにも無限の可能性があるので日々勉強して精進していかないとダメですね!

現在その方は漢方で化学物質を少しずつ体から出して、改善に向かっているようです(^^♪