こんにちは。急に寒くなってクリスの毛が抜けすぎて困っているおおたがわです。
柴犬の換毛期は恐ろしいですね…
さて、今日は僕が大好きな頭蓋仙骨療法(とうがいせんこつりょうほう)という治療法について書いていきたいと思います。
1、頭蓋骨の構造
頭蓋骨とは15種23個の骨で構成されていて、脳が入る脳頭蓋と顔を作っている顔面頭蓋にわかれています。
頭蓋骨は触った感じは1つの骨がでーんっとあるだけかと思われがちですが、
縫合という結合部分でパズルみたいにうまい具合にはまり込んでいます。
またこれが不思議で、なんでそんなにうまい具合にはまっているの?って感じです!ここでも人間の神秘を感じます(*’ω’*)
脊椎動物にすべてあると思うんですが、ウチにある鹿の頭蓋骨にもちゃんと縫合があって、しっかりはまってました✨生き物ってすべて神秘なのかも♪(笑)
他には神経の通り道の穴や、動、静脈の通り道、などがありますが詳しく書くと長くなりすぎるので簡単に。
2、どのような治療なのか?
頭を約5グラムの力で動かしていきます。本当に触っているだけっていう感じです。
頭蓋骨には一次呼吸という呼吸があり、肺で呼吸するほかに頭蓋骨が呼吸するように膨らんだり縮んだりしています。
そんなことあるかい!?って思いますよね?
実際、サルでの実験で頭蓋骨に動きを図れる器具を付けたところ、ゆっくり膨らんだり縮んだりしていることも分かっています。
人間での実験は、頭のさまざまなポイントに圧をかけ動きを悪くすると、身体的および感情に変化がなどがあったそうです。
ずっと触っていると膨らんだり縮んだりしているのがわかりますよ~♪
皆さんもぜひ自分の頭を軽ーく触ってみてください。わかる人はわかりますよ!
その動きに合わせて、頭蓋骨の骨を調整していき、脳を覆っている硬膜や脳脊髄液などの動きを良くすると
脳の働きが活性化され、自律神経のONとOFFのスイッチの入り方がよくなったり、
硬膜の動きが良くなったことによって(硬膜とは脳から骨盤の仙骨という骨につながっている)腰痛が取れたりします。
受けていると、ただ触っているだけなのに、体の中に何かが流れている感じがするという方や
体が温まる方、何かもわ~っと不思議な感じがする方、昼寝とかしないし寝ようと思っても寝れないと言っていた方が5分で寝たり…(笑)
触っているだけなのに体のいたるところが、楽になったり、目がスッキリしたり、頭が小さくなったり、顔も小さくなる方もいます。
3、どんなツライ症状が改善する?
頭痛、、発達の遅れ、顔面神経痛、目の疲れ、痛み、めまい、吐き気、鼻づまり、アゴの痛み、首の痛み
寝違い・ムチウチなど
手(腕)の痛み、シビレ、ひじの痛み、手首の痛み(腱鞘炎等も)、指の痛み、シビレなど
肩こり、痛み、40肩、50肩、背中のこり、痛み、腰痛、胸の痛み
足の痛み、シビレ、つり、ソケイ部の痛み、膝の痛み
足首の痛み、捻挫の後遺症、指の痛み、シビレ、外反母趾の痛み
内臓全般 (内蔵機能の低下、胃の痛み、下痢、便秘、痔など)
婦人科系、生理痛や排卵痛
自律神経のアンバランス、イライラ、眠れない、一日中眠い、だるい、 ストレス
パニック障害などなど
改善するまでの回数は個人差がありますが、こんなにあります。
病院で原因がわからないとか、他では治らない方はぜひご相談ください。
終わりに
いまでは頭蓋仙骨療法というのは、だいぶメジャーになりつつありますが
創始者のサザーランドさんが1930年ごろ、頭は膨らんだり縮んだりしている!!と言った際には、
周りの治療家にそんなことはない!といわれウソつき呼ばわりされていたそうです。
1940年代になってやっと認められてきたそうで、それまですごく辛い思いをして、研究や実践を重ねて頑張ってきたんだな~
っと考えるだけで、涙が出そうになります( ;∀;)
それがなければ、今の治療は無いわけなので、本当にありがたいことですね✨